Best of 2022 1Q 「花鳥風月」
「花鳥風月」 15年前、アメリカでは白頭鷲を撮影していた。 大きくて、威厳があって、憧れだった。 目が悪くなって、野鳥撮影を再開して初めての冬、 僕は、渡り鳥のことも、 身近の小鳥のことも、 なにも知らないことに気が付いた。 白頭鷲以外に興味なかったからな。 鳴き声もしぐさも全部が初体験。 息子と一緒に野鳥の観察をしながら、 息子よりも大げさなほど感動する僕がいた。 同時に、野鳥は自然は僕の人生に必要な気付きをたくさんくれた。 僕の心がとっても喜んでいた。 「花鳥風月」を楽しむ、野鳥撮影はまるで花札のようだ。 目が悪くなったことは、 僕が楽しく生きられるように、 はくさんの気付きのきっかけのようだ。